特定技能・各分野の試験や合格のポイント

愛知県名古屋市で特定技能ビザの申請サポートを行っています、愛知のビザ申請デスクです。

特定技能ビザを取得するには、まず日本語試験と技能試験に合格する必要があります。技能実習２号を良好に修了した場合は試験が免除される場合があります。
特定技能２号では、実務経験が必要になります。
試験は国内外で行われていますが、分野によって試験の行われている回数や場所が異なります。

特定技能１号
	日本語試験	技能試験
通常の場合	・国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力試験（Ｎ４以上） ・介護日本語評価試験(介護分野のみ)	各分野・区分の試験に合格
技能実習２号を良好に修了した場合 【同分野の対象職種】	免除	免除
技能実習２号を良好に修了した場合 【違う分野や対象職種ではない場合】	免除 ・介護日本語評価試験(介護分野のみ)	各分野・区分の試験に合格

特定技能２号
日本語試験	技能試験	実務経験
・漁業、外食業分野のみ 　日本語能力試験（Ｎ３以上） ・他分野は不要	各分野の試験または検定等に合格	必要

日本語試験

特定技能１号の共通の試験である日本語試験は、以下のレベルが必要になります。

• 国際交流基金日本語基礎テスト(A２以上)
• 日本語能力試験(Ｎ4以上)

基本的には上記のレベルですが、分野・区分によっては特定技能１号でも日本語能力試験N3以上を求められる場合があります。

日本語能力試験JLPTは、日本国内・海外で試験が行われていますが、試験が行われている回数が少なくなります。しかし様々な国で試験が行われています。
国際交流基金日本語基礎テストJFT-Basicも日本国内・海外で行われていて、試験回数は１か月の間に数回と多くあります。ただし、海外で行われている国の数は限られています。

	国際交流基金日本語基礎テスト JFT-Basic	日本語能力試験 JLPT
日本国内試験	あり 月に数回	あり 年に２回
海外での試験	あり 月に数回 (国による)	あり 年に1～２回 (国による)
試験実施国	限られる	多くの国で実施

※詳しくは上記のウェブサイトをご確認ください。

技能実習２号を良好に修了した方は、分野に問わず日本語試験は免除となります。
※介護分野のみ、介護職種以外の技能実習の場合は、「介護日本語評価試験」の合格が必要になります。

技能試験

各分野の技能試験については、それぞれ試験実施団体が違いますので詳しくは下記をご参照ください。
試験には手数料がかかります。また、合格証明書の発行にも手数料がかかる場合があります。

試験に合格するポイント

特定技能１号の技能試験は、それぞれ試験の主催団体が過去問や対策テキストを公開している場合が多いです。最近新しく特定技能に加わった分野でも、上記のリンク先などから主催団体が参考書などを公開していますので、対策をすることができます。

日本語試験についてもサンプル問題や、資料案内からおすすめの問題集を知ることができます。

必ずサンプル問題を解いてみたり、分野でおすすめの問題集や参考資料を読み込むことが大切です。間違えたところは何回か復習をします。

また、実技試験がある分野もあります。事前に確認をして、練習をすることが必要です。

 　 　 

特定技能２号の試験になると、試験がより高度になります。２号評価試験または検定への合格には、勉強をする時間が必要になります。しかし、特定技能２号ビザに変更できた場合はメリットが多くありますので、あきらめずに頑張っていくことをおすすめいたします。

特定技能の試験についてまとめ

特定技能ビザを取得するには、日本語試験と技能試験に合格する必要があります。技能実習２号を良好に修了した方は、試験が免除になる場合があります。

技能試験はそれぞれの分野・区分ごとで主催団体が違うため、日程や国内外での実施には、ばらつきがあります。必ず事前に確認をしてから予定をたてましょう。
また、実技で作業試験がある分野もあります。ご確認ください。

愛知のビザ申請デスクでは、特定技能ビザ取得や更新申請サポートを行っています。
書類の作成や入管への申請・結果受取、入管とのやりとりなどをお客様に代わって対応いたします。お時間のない方や自分の仕事に集中したい方、入管へ行くことが難しい方など、ぜひご相談ください。

お問い合わせは下記メールフォームまたはお電話にて受付ています。お気軽にお問い合わせください。

出典：出入国在留管理庁ホームページ