【結核チェック】入国前のフィリピン・ネパール・ベトナム国籍の方の義務

入国前の結核(けっかく)チェックについて

【大切なお知らせ】日本に長く住む予定の外国人の方へ

2025年から、日本に入国するための新しいルールが始まります。 これは、日本に来る前に「結核（けっかく）」という病気にかかっていないか、あなたの国でチェックを受ける制度です。

なぜこの制度が始まるのですか？

最近、日本で結核になる外国の方が増えています 。皆さんが日本で元気に過ごせるように、このチェックが始まります 。

どんな制度ですか？

日本に長く住む（働く、留学するなど）予定の方は、日本に来る前に「結核ではない」という証明書を、ビザの申請と一緒に日本の入国管理局に出す必要があります 。
※在留資格認定証明書を取得せずに海外の日本大使館・領事館等で査証申請を行う場合は査証申請時に提出

• この証明書は、日本政府が認めたあなたの国の病院（指定健診医療機関）でもらえます 。
• 証明書は、原則はレントゲン撮影の実施日から180日間（約6ヶ月）使えます。
  ※条件により有効期間が９０日間となる場合があるので、詳しくは指定健診医療機関にお問い合わせください。

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誰が対象になりますか？（チェックが必要な人）

対象になる国

以下の国のパスポートを持っている人が対象です 。

• フィリピン
• ベトナム
• インドネシア
• ネパール
• ミャンマー
• 中国

対象になる人

• 日本で留学したり働いたりして、3ヶ月より長く住む予定の人 。
• 「デジタルノマド」ビザやその配偶者・子として日本に来る人 。(特定活動５３号・５４号ビザ)

対象にならない人

• 短期滞在ビザの人。
• ３か月以下の在留期間が決定した人。
• 「再入国許可」「みなし再入国許可」で入国する人 。
• 今住んでいる場所が、上の「対象になる国」ではない人（滞在許可証などで証明できる場合） 。
• 「外交」や「公用」の在留資格が決定した人。
• 特別永住者の人。
• 「特定活動」の在留資格が決定された、台湾日本関係協会の日本の事務所（台北駐日経済文化代表処等）または駐日パレスチナ総代表部の職員やその家族の人。
• JETプログラムやJICAの研修など別の制度で健康チェックを受ける人 。
  ↓↓具体的には以下のような人たちはこの制度の対象ではありません。

• ＪＥＴプログラム参加者
• ＪＩＣＡ研修員（長期・短期）
• ＪＩＣＡ人材育成奨学計画（ＪＤＳ）留学生
• 大使館推薦による国費留学生
• 外国人留学生の教育訓練の受託事業
• 当該国とのＥＰＡに基づく看護師・介護福祉士
• 特定技能外国人
• 特定活動告示第５５号（特定自動車運送業準備）
• 家事支援外国人材受入事業（特区法第１６条の４）

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何をすればいいですか？（手続きの流れ）

手続きは以下のようになります。

1. 病院へ行く あなたの国にある、日本政府が指定した病院に行きます。
2. 検査を受ける お医者さんのチェックと、胸のレントゲン写真を撮る検査を受けます。
3. 証明書をもらう 検査で結核の心配がないとわかったら、病院が「結核非発病証明書(けっかくひはつびょうしょうめいしょ)」をくれます。
4. 証明書を出す 日本に長く住むためのビザ申請（在留資格認定証明書交付申請）のときに、その証明書（コピーやスキャンデータでもOK）を入国管理局に提出します。

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いつから始まりますか？

国によって始まる日が違います。
中国、インドネシア、ミャンマーの方は、始まる日がまだ決まっていません。日程が決まったら公表されます。

【注意】 証明書を出す必要があるのは、「証明書を出さなければいけない日」以降に、日本に入国するための在留資格認定証明書の交付申請をする人です。

フィリピン・ネパール の方

証明書を出さなければいけない日	2025年6月23日～
病院で検査を受けられる日	2025年3月24日～

ベトナム の方

証明書を出さなければいけない日	2025年9月1日～
病院で検査を受けられる日	2025年5月26日～

インドネシア・ミャンマー・中国 の方

始まる日はまだ決まっていません。調整中となります。

在留資格認定証明書交付申請を、提出義務より前の日に行い、「結核非発病証明書」を提出せず在留資格認定証明書の交付を受け、査証申請日が提出義務付けの期日より後となった場合は、査証申請時に「結核非発病証明書」を提出する必要はありません。

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検査ができる病院

日本政府が指定した医療機関で結核チェックができます。

 お金がいくらかかるか、予約が必要かは、病院に直接聞いてください。
 結核チェックを受けてから「結核非発病証明書」が発行されるまでに必要な日数は病院によって違います。

フィリピン

ネパール

ベトナム

こんな場合は・・

対象国の国籍ではあるが、現在住んでいる国や地域が対象国ではない場合はどうすれば良いですか？

現在住んでいる国・地域の滞在許可証などのコピーまたはスキャンデータ＋説明書を提出します。

説明書.pdf (出入国在留管理庁HP)

やむを得ない特別の事情があり、入管へのビザ申請(認定証明書交付申請)のときに、結核非発病証明書を提出できません。

ビザ申請時(在留資格認定証明書交付申請)に結核非発病証明書を提出できない理由書を添付します。
在留資格認定証明書が交付され、「結核非発病証明書未提出」と記載がある方は、海外現地の日本大使館・領事館等での査証申請のときに提出します。
ただし、どうしても無理であるという特別の事情がある場合のみとなります。

理由書.pdf (出入国在留管理庁HP)

多言語で確認したいときは

厚生労働省ウェブサイトにある結核スクリーニングのページでは、以下の言語でも確認することができます。

• 英語
• タガログ語
• ネパール語
• ベトナム語

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Sàng lọc bệnh lao trước khi nhập cảnh vào Nhật Bản (JPETS) | TRANG CHỦ（Vietnamese） |

出典：出入国在留管理庁ホームページ
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